高鍋進先生による ジュニア指導者講習会【強化・育成】

強化

岐阜県剣道連盟が主催する、今年度最後のジュニア指導者講習会が、令和7年2月1日、2日に行われました。今回の講師も神奈川県警の高鍋進先生です。1日(土)に選手強化の指導法、2日に育成選手の指導法を講習していただきました。

選手強化の講習会
素振り、基本打ち、技の稽古、地稽古を行いました。
今回の講習でも、一貫して、稽古のための稽古をするのではなく、実践を意識して稽古をすることが大切だと教えていただきました。例えば、面打ちの稽古では、相手に気付かれないようにするための「入る自分の形」を確かめる意識を常にもつこと、小手打ちのときには相手の手元を上げさせるための「入る自分の形」を工夫すること、など意識を置くポイントを学ばせていただきました。また、講習の中で、「相手に応じる技だけでなく、止まっている相手に自分から打ち抜ける人こそ今後、高校、大学等へ進学しても、強い選手になれる」とおっしゃており、稽古の中の一本一本の大切さを改めて教えていただきました。

育成選手指導の講習会
素振り、足さばき、基本打ち、応じ技、地稽古を行いました。
素振りでは、振り下ろしを早くすることで、筋力アップと手の内の感覚、打突の冴えを生み出すことができることを教えていただきました。足さばきでは、打つことよりも、打てる間合いに入ることのほうが難しく、そのためにも細かな足さばき、大きな足さばきもどちらも大切だと解説いただきました。その他にも、面打ち、小手打ち、面や小手に対しての応じ技のポイントを半日かけて教えていただきました。
最後の講評では、「中学校からはじめた選手たちとは思えない」と評価していただきました。次高鍋先生にお会いするとき、さらに成長した選手の姿をお見せできるよう、今回の講習会での学びを生かして今後の指導に励んでいきたいと思いました。

講習会の様子(写真)
/https://photos.app.goo.gl/daXQdFFTDHRxwcxs9
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